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幼児教育

元こども英会話講師が「こどもちゃれんじEnglish」を使ってみた

Kodomo challange english

こどもちゃれんじEnglishとは?

しまじろうがマスコットの「こどもちゃれんじEnglish」は進研ゼミで有名なBenesseコーポレーションが行っている通信型幼児用英語教材です。 公式サイトはこちらからどうぞ

2歳~6歳までが対象なので、小学校に入るまでのお子さん向けです。 2ヶ月に1回分ずつテキストが郵送されるシステムで、テストなどこちらから返送するものはありません。 気をつけたい点は、教材が届くのは2カ月に1度と言う点です。 私は当初毎月来ると思って勝手に待っていたので(笑)お気を付け下さい。 こどもちゃれんじEnglishは「イード・アワード2015子ども英語教材部門最優秀賞(顧客満足度№1)」 を受賞しているそうです。なんか惹かれますね。

こどもちゃれんじEnglishをやってみようと思ったきっかけ

英語は子供が楽しくできるなら始めようと思っていました。 ただ、うちの子供はよく熱を出し、お昼寝もたっぷり必要な子だったので、日時の決まった学校に通うのはリスクが高いし、自宅で独自に教えるにも教材収集が大変だし、どうしようかなぁと迷っているときにこどもちゃれんじEnglishのチラシが届きました。

通信教育なら時間を選ばず自分たちのペースでできますし、子供はしまじろうをすぐに気に入ったので、 とりあえず始めてみることにしました。実はお値段が手ごろだったのが一番の決め手かもしれません。

教材内容

講師をしていたため色々な学校を見ましたが、初めての幼児に教える内容は基本一緒です。 「アルファベット」「あいさつ」「単語」「簡単な会話」これだけです。 (これにフォニックスを取り入れるところもあります。)

こどもチャレンジも同様で、やや「簡単な会話」に占める割合が多いのが特徴かと思います。 あと、文字を書くことはほとんどなく、年長になると教材の中に少しだけアルファベットを書く部分がある程度ですが、対象が6歳までなので、あえてそのような作りになっているのかと思います。

教材の種類は、ワーク本(隠しページをめくったり、シールを貼ったりします。)おもちゃなど付録、DVDが基本のセットです。 おもちゃには音がでるタッチペンなどがあり、子供は毎回おもちゃを心待ちにしていました。

学習方法と子供のリアクション

我が家の学習方法は、まずDVDを見ます。 その号で学ぶことを物語やクイズで学べ、おもちゃの遊び方も出てくるので、それで一通り全体を把握します。

その後、とにかく付属のおもちゃで思う存分楽しみます。 そして仕上げに、普段の生活で学んだ英語を使用して定着を行いました。

例えば、アルファベットがキャラクターになっている付録のアルファベット表は、トイレに張って、お互いがトイレから出るたび、Bの好きなものはなんだ?や、色はなんだ?などのクイズを出し合うゲーム。子供はアルファベットをいつの間にか覚えていました。

Wash your teethやChange your closeなどのフレーズは付属のおもちゃに歌が入っていたので、踊りをつけながら毎日二人でのりのりで踊って使用。

会話のやりとりには、わざと要らないようなものを「Would you like some?」と聞いて子供は「Yes, please!」と言うのが大好きに。 最初はおもちゃをきっかけにやっていましたが、そのうち普通の会話に子供がフレーズで返すことも出てきて、「お!やっぱりしゃべるんだ~(笑)」と感動しました。人さまの子供に教えたことはあっても、子育ては初めての経験なので。

こどもちゃれんじEnglishをやってみて思ったこと

こどもちゃれんじEnglishは学習技能面では比較的バランスの良い、楽しめる教材だと思います。単語や筆記など足りない技能もあるので、英語を初めて学習する幼児を対象とした教材で、ここから伸ばしていく土台となるものだと感じました。

それで行くと多少「会話」でレベルの高いものが出てくるのですが、うちでは子供が嫌にならない程度にさらっと流して調節しています。

最近は自宅で英語育児をされている方も多いと思いますが、「教材とカリキュラム」を考えると、個人で始めた場合は「抜け」が出てしまわないように注意が必要なのと、小さい頃は特に得意な技能に偏りがちで、最終的にバランス良く技能を伸ばすために工夫が必要になるかと思います。

それらを考慮してたくさんの情報を収集し、子供に合せて教材を決めていくのはすばらしいと思いますが、それ相応に時間とお金がかかり、私を含めた多くの働くお母さんには、少しハードルが高いと感じるかもしれません。 そんな方にも、気軽に始めるきっかけとして、選択肢の一つに入れてもいいのかなと思います。

英語は子供が楽しく、長く続けられるのが一番。 この体験記事が、皆様に少しでもお役にたてれば良いなと思います。

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