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幼児教育

我が子に英語耳を作ってあげる!1歳からのヒアリング上達法

現在、英語教育に関して乳幼児期の段階で英語学習をさせると英語が早く身に付くなどと言われています。まだ日本語を話さないうちから英語教育を始めるご家庭も増えてきています。今回は1歳からできるヒアリングの上達方法などをお伝えしていきます。

そもそも英語耳って何?

英語耳とは英語の発音を聞き取ることができることをいいます。日本人は比較的リーディングや文法は得意ですが、リスニングやスピーキングになると劣ってしまう部分があります。この英語耳ですが、9〜10歳までが言語の臨界期と言われていて、臨界期を迎える乳幼児期の段階で英語をシャワーのように聞かせてあげることで英語耳が育つと言われています。

音を聞き分けている赤ちゃん!

様々な音を聞き分ける能力を持っているある赤ちゃん。しかし、生後12ヶ月で聞き取れる言語は限定してしまいます。生後間もない頃だとどの国の言語も聞き取れる状態ですが、生後12ヶ月ごろから母国語を取り入れやすい状態になり、母国語以外の言語を聞き取るのが難しくなってきます。できれば0歳のうちから英語を聞かせてあげる事でより効果的に英語耳が育つでしょう。また、乳幼児期に英語を聞かせてあげる事で日本人には難しい「L」や「R」の違いがわかるようになります。

1歳児におすすめの英語教育方法

実は赤ちゃんの頃にしかできない教育が「音」なのです。そこでおすすめするのが、CDやDVDを聞かせてあげることです。CDプレーヤーが無くても今の時代はスマホやパソコンから動画投稿サイトのYouTubeなどを使って英語の歌を聞かせてあげるのも良いでしょう。また寝かしつける際に英語の子守歌を使うのも一つの手段になります。

CDかけ流しのコツ

CDをかけるだけと聞くと簡単に始められるし、楽だと感じますね。実はただかけ流すよりもコツを知って流してあげることで英語教育の効果がアップするのです。英語が全くできない親も一緒にCDを聞いたりし、子どもに覚えた英語で話しかけてみたりするのも英語教育を楽しくさせる事の一つだと思います。今回ご紹介するポイントは大きく分けて3つあります。

小さな音で!

ちゃんと聞こえていたほうがいいからと、ボリュームを大きくするのは間違いです。子どもの耳は小さな音でも聞こえるようになっています。小さめに流してあげることで英語耳に必要な右脳の発達が良くなります。

なるべく文章になっているものを!

英語の歌を聴くだけでは英語力が身に付くとはいえません。小さいうちから文章としての英語を聞くことでネイティブのような発音やイントネーションに触れることができます。絵本とCDがセットになっているものがおすすめです。

繰り返し聞かせてあげる

言葉を覚えるとき、繰り返し同じ言葉を聞くことでその言葉の意味を認識し、身に付けていきますね。このようにかけ流しで何度も聞くことで自然と英語が身に付いていきます。ただお勉強という感覚でかけ流すのではなく、あくまでもBGMとしてのかけ流しという感覚で取り入れましょう。

英語ばかりになってはダメ!?

0歳〜1歳のこの時期は脳の成長がとても早く、聞いた言語を早く吸収できます。しかし、日本語もしっかりとできない時期なので、英語ばかりきかせてしまうと母国語である日本語の発達が遅れてしまいます。その為この時期の英語教育については、日本語の発達に影響を与えないように1日30分〜2時間を目安にしましょう。また、日本語で話しかけることも忘れずに、英語以外の遊びができる環境を作るのも大切です。

以上1歳からできるヒアリング上達法を紹介させていただきましたが、あまり力を入れ過ぎてしまうと早いうちから英語を勉強することが嫌になってしまいます。英語教育は継続させることが大切です。1歳のうちは楽しいと思ってもらえるように、遊びの一つとして捉えてもらうのがいいでしょう。

下記のような教材もおすすめです。

0歳赤ちゃんの発達あそび100

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