Did you know 2016 日本語訳。衝撃的な動画、子どもたちの未来はどうなるのだろうか。私達は何を教えていけばいいのだろうか
2016/09/29
動画「Did you know」とは？
もともとは、アメリカの高校教師のKarl Fisch氏が、インターネット、スマートフォン、テクノロジーによって、世界が加速的に変化している社会で、子供たちに何をどう教えていくか考えるために作った動画です。
ITテクノロジーによって、世界がこんなにも速い速度で変わってしまっているということをまざまざと突きつけられます。この動画を見ながら子どもたちの将来を考えてみませんか？
残念ながらこの動画の最新版「Did you know 2016」は英語のみだったので、画像をキャプチャして、日本語訳を付けています。参考になれば幸いです。
動画「Did you know 2016」の日本語訳
知っていましたか？
テクノロジーほど大きな力で変化させるものは今までありませんでした。 ITは全てを変化させようとしています。
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私たちの生活の仕方、移動の仕方、食事の仕方、そしてお互いのコミュニケーションでさえ変えてしまいました。 この2016年、8300万人の赤ちゃんが生まれようとしています。彼らはデータ社会を生きることになります。
現在、データほど重要なものはありません。 その秘密を知りたいですか？
2016年の世界の人口は73億人、 2050人は、100億人に達しようとしています。
しかしながら、その人数自体は問題ではありません。
想像してください。 もしあなたが中国で、100万人にひとりという、天才とも言うべき才能を持っていたとしたら、 あなたと同等の才能を持つ人が、中国に1360人いることになります。 それがインドなら、1100人の天才がいます。
そのような天才でなくとも、中国のIQ上位25％という秀才は、 アメリカ、カナダ、メキシコの全人口より多いのです。 それがインドなら上位28％と同等の数です。
それは言い換えれば、 私達の子どもたちよりも、中国やインドでは、より優秀な子どもたちいる(可能性が高い)ということです。
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この動画(6分少々)の間に、 アメリカでは60人の赤ちゃんが産まれ、 中国では244人の赤ちゃんが産まれ、 インドでは351人の赤ちゃんが産まれます。
アメリカの労働省の推計によると、現在の学生は、10〜14の仕事を経験すると見込まれています。 それも、わずか38歳までに。
現在需要のある仕事は、10年前にはほとんど存在していませんでした。 たとえば
- スマートフォンのアプリを作るエンジニア
- クラウドサービスのスペシャリスト
- ソーシャルメディアの専門家
- UI/UXデザイナー
- データサイエンティスト
- ビッグデータの専門家
- インターネットマーケティングの統括者 といった仕事です。
学校の先生は、学生に対し、まだ存在していない職業に導かなければなりません。 その職業とは、現在はまだ存在しない問題を解決するために、まだ見ぬテクノロジーを使うような仕事です。
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現在は歴史上初めて、4つの世代をまたいで仕事が行われており、異なるコミュニケーションの手段で、彼らは育ってきました。
50代以上：郵送して
40代 ：電話して
30代 ：メールして
20代 ：LINEして
一方、50代以上のインターネットユーザーも急激に増えつつあり、現在は世界中で、30億人のネットユーザーがいます。
2020年までに、750億個のデバイスが、インターネットに接続され、IOT(モノのインターネット)の時代が来ます。
2020年までに、1000万台の自動運転車が道路を走るようになります。
Googleでは、毎月、1000億回の検索が行われています。
Youtubeは、動画サイトであると同時に、世界で2番めに利用されている検索エンジンになりました。現在では1分ごとに、24時間分の動画がアップロードされています。
Facebookは、世界中に16億人以上のユーザーがいます。Facebookは2004年に開始されたばかりにも関わらず。 もしFacebookが、国だとしたら、世界最大の国家になるでしょう。
今まさにこの瞬間、1億7500万人の人がFacebookにログインし、 1日に45億回のいいねが押され、3億5000万の写真がアップロードされます。
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昨年結婚したアメリカのカップルのうち、6人に1人はインターネットの出会いがきっかけです。
離婚のうち、5組に1組はFacebookが原因で別れました。 Facebookは、離婚を扱う弁護士にとって、最高の友人かもしれません。
インターネットを通したあなたの評判や炎上は、最近現れたあなたの最大の敵かもしれません。
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最初に発明された携帯電話は、1973年4月3日。 Appleは最初のiPhoneを発表したのは、2007年。 今や、20億人以上がスマートフォンを所有しています。
スマホゲームのCandy Crushは、毎日7600万人、毎月2億2500万人がプレイし、 毎日85万ドル、毎年2億3000万ドル(＝230億円)もの収入を得ています。
有料動画サイトのNETFLIXは、2200万時間、合計で視聴され 音楽サービスのSpotifyは5400万時間、音楽が再生され、 ソーシャルゲームのZyngaは、1ペタバイト(＝100万ギガバイト)のゲームが消費されています。 これらは、たった1日で。
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毎日4000冊の新しい本が出版されます。
1週間分のニューヨーク・タイムズは、 18世紀に生きた人々が、一生分に触れる情報量よりも、多くの情報を伝えています。
2015年では、世界中で、8ゼタバイトという新しいデータが作られました。 8ゼタバイトとは、8,000,000,000,000,000,000,000バイト。 言い換えれば8兆ギガバイトになります。今や、ビッグデータの時代なのです。
その情報量は、過去5000年分を全て足したものよりも大きいのです。 新しいデータ量は、2年ごとに2倍になっています。
大学生にとっては、彼らが1年生のときに勉強したことは、3年生になった時に時代遅れになっているということです。
15年以上先の未来技術を予測するのは難しい事ですが、 2049年には、全人類の脳を合計した処理能力を凌駕すると言われています。 それも、10万円程度のコンピュータたった1台で。
私達は子どもたちに何を教えればいいの？
以上が日本語訳となります。 意味が伝わりやすいように、直訳というより、わかりやすい意訳を心がけました。
とてつもなく変化が激しいこの時代に、私達は子どもたちに何ができるのでしょうか。何を教えてあげればいいのでしょうか。
中国やインドを中心とした人口爆発によって、海外の低賃金ワーカーはますます増えていくでしょう。これはすなわち、日本人が今までと同じお給料をもらうのさえ難しくなるということです。
将来、たった1台のコンピュータで、世界中の人間の処理能力を上回るという話もありました。つい最近でも囲碁のチャンピオンが人工知能に負けたように、AI(人工知能)によって仕事が取って代わられてしまいます。
それでなくとも、日本は現在、少子高齢化社会です。医療費や年金はますます必要になるのに、それを稼ぐ人が少なくなっています。 仮に日本が移民を受け入れようとしても、ブラック企業が多いこの日本で働いてくれる外国人はどれだけいるでしょうか？ 仕事はインターネットを通して、どこでもできる時代なのです。旅行に来て楽しむ国としてはとてもいい国ですが、働くのはごめんだ、というのが外国人のホンネではないでしょうか？
私自身が勉強しようとしていること
私自身はまず小さな一歩として、英語の勉強、特に「海外から情報を得れる力」と「外国人の方に仕事を発注できる力」を勉強して習得しようと思っています。
この動画も、2016年9月現在は日本語訳がありませんでした。この変化が早い時代、英語が日本語に翻訳されるのを待っていたら、あっという間に時代遅れになってしまいます。そして「外国人の方に仕事を発注する力」によって、現在ギリギリ残っている日本と外国との物価差を利用し、自分のビジネスという資産を築きたいと思っています。
このサイトも、少しでも英語の勉強のお役に立てれば、またお子様の英語教育にお役に立てればと思っています。
長文の記事をお読み頂き、ありがとうございました。