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海外留学

はじめての海外留学もこれで不安解消!事前準備や必要な英語力とは。

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私は学生時代は海外に特に興味は無く、危ないことは絶対したくない気の弱い小心者でした。そんな私が20代後半でカナダへ海外留学を決意し、単身異国の地へ向かい、生活し、友人を作り、もう一度留学したいとまで思えるようになった経緯を書きます。 これから留学を計画している方、興味はあるけれどいまいち踏み切れない方の参考になればと思います。

留学のきっかけ 友人との海外旅行

「留学してみたい」とおもうようになった最初のきっかけは、カナダへ行く前に、友人に誘われてベトナムへ旅行に行ったことです。誘ってくれた友人は海外旅行に慣れていて、飛行機のチケットもホテルもツアーも手配してくれて、私は自分の分の旅費を友人に渡すだけ、というくらいまで準備してくれました。

それまで海外に興味なかった私ですが、せっかくここまで友人が頑張ってくれたし、ベトナム料理おいしそうだし、不安もあるけど行ってみるか!という気持ちになり、初海外旅行が実現しました。

するとどうでしょう…バイク社会、フランス式の美しい建造物、テレビで見たことがあるようなジャングル…見る景色すべてが興味深く、私の心を刺激しました。海外っておもしろい!またどこか海外行きたい!と、この旅行を通して思えるようになりました。

転職のタイミングで

ベトナム旅行に次いで、もう一つのきっかけは転職を考えていたことです。私は独身アラサーらしく、自分の今後の人生について深く考える時期でした。彼氏いないし。このまま残業ばっかりしていたら人と出会う機会もないし。私はこのまま歳をくっていいものか。 とりあえず会社辞めたら海外旅行に行こう、と海外旅行のサイトやパンフレットを見るようになりました。

どうせなら長期滞在したいな…どうせなら……いっそ留学してみる!? 10年後20年後、過去を振り返った時にああしとけばよかった、と後悔しないためにはどうしたら良いか。ベトナムで感じたように、私の今まで生きてきた世界は狭く、私の知らない風景や文化はたくさんある。おばあちゃんになる前に、もっといろんなことを経験してみたい!そして私は本気で留学を決意しました。

留学に向けて行なった準備

留学する!と決めたものの、どこに住むのかとか学校に通うのかとか、自分ではなかなかどう進めて良いかわかりません。私は複数の留学エージェントとメールのやりとりをしたり、説明会に参加してカウンセラーと面談したりと情報を収集しました。複数のエージェントとやりとりして、同じ質問をして、返ってきた答えが同じだったらそれは信用できる情報です。

日本語の次に馴染みのある言語が英語なのでとにかく英語圏、治安が良い、発音がきれい、留学生にフレンドリー、かんたんにニューヨークに遊びに行ける…といった点から私はカナダのトロントに行くことにしました。

エージェント選びに関してですが、メールの返信がはやく、聞きたいことに答えてくれ、かつしつこい勧誘はしない、という自分にとってやりとりのしやすい会社を選びました。

まず行く都市を決めて、どの学校に通うか決めて、次は航空券を購入して、次は保険の契約をして…という風に留学までのステップを踏んで着実に準備が整っていきました。そのエージェントは、急に担当者が変わって私の情報がちゃんと引き継がれていなかったりと、一時、おい大丈夫かっと思うようなことはありましたが、その他では親身に相談に乗ってくれたし、結果的にはこのエージェントを選んで良かったと思いました。

留学エージェントには完全なサポートを望んではいけないとは思いますが、私のようにどっからどう進めて良いのか分からない海外慣れしてない人は、不安を解消するためにエージェントを利用するべきだと思います。

英語の事前勉強

私にとって英語の勉強は、大学2年生の必修科目以来でした。私がカナダへ行く前にトライしたのは"オンライン英会話"と"地域の英会話サークルに参加する"ということです。

会社勤めで時間をとるのが難しく、費用も抑えたかった私はとりあえず自宅に居ながらパソコンを通してできる格安オンライン英会話を始めてみました。教えてくれるのはほとんどフィリピン人の先生でしたが、その分格安。それでも、英語を使ってコミュニケーションが成立するのは楽しく、だんだんと英語をはなす恥ずかしさみたいなものが消えていきました。日本向けサービスだから当たり前なのだろうけど、親日の先生が多く、日本の漫画やアニメの話をすると話しは弾みます。

ちなみに私が使っていたのはDMM英会話で、フィリピンの先生だけでなく、さまざまな国籍の先生がいたのが魅力でした。そのおかげで、留学の際、カナダ特有の発音にもすぐに慣れることができたと思います。

英会話サークルにに関して。「英会話 サークル 」で検索すると、家の近くに日本人同士英語を勉強する会が存在することを知りました。参加者は英語が好きな人や英語が仕事で必要な人。英語を使ってお互い自己紹介したり、ゲームをしたりします。そこでカナダに留学経験のある人に出会うことができ、現地に持っていったほうが良いもの、必要のないものなど、いろいろアドバイスをもらいました。

参加者みんな英語に関心のある人なので、英語も勉強できて友達もできる、素敵な機会だと思います。たまにネットワークビジネス関連の人が紛れてるかもしれないので、その点は注意して楽しんでください。

以上の2つは、もし留学前に時間があるのならぜひ試してみるべきだと思います。

最後に

現在私は日本に帰ってきてますが、半年の留学では物足りず(英語力がおもったよりも伸びなかったし、他にも行ってみたいとしがあるし…)、今度は1年滞在するつもりでもう一度カナダへ渡航します

留学に踏み切るとき、失うものを考えてなかなか決断できない方は多いと思います。まわりの人で留学に行ったことがない人の中では、お金がもったいないとか、年齢的に遅いだの、ネガティブな意見を言ってくる人がいました。

しかし、海外留学を経験して、それを後悔したという人には私は会ったことがありません。これからカナダに行くという私をうらやましい!と言ってくれます。小心者の私は、飛行機に乗るところから緊張でビクビクしていましたが、自分で準備して、無事到着したときはひとつの達成感を覚えました。たどたどしい英語でも、なんとか伝わります。移民の国カナダでは、たいていの人は外国人にやさしいです。なんとかなります。

一度きりの人生、自分の年齢や性格にとらわれず、ぜひ興味のあることに挑戦していただきたいと思います。

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