英語教育におすすめ!英語絵本5冊のご紹介
絵本が、子供の成長にとって様々なよい効果があることは、ご存知の方も多いかと思います。絵本によって、語彙が増え、本の面白さを知り、想像力や感受性を豊かにします。読み聞かせをすれば、良い親子のコミュニケーションとなります。 今回は、数ある英語絵本の中から、既に日本でも有名なものから、子供が興味を持って楽しめる仕掛け絵本など、5冊をご紹介します。
I Am a Bunny - by Ole Risom
主人公のうさぎのニコラスの日常が、四季の移り変わりとともに、美しい描写で描かれている絵本です。
春には、花を摘んだり、ちょうちょと追いかけっこ。
夏には、鳥や虫を見て、雨が降ればキノコの下で雨宿り。
秋には、落ちてくる葉っぱや、動物たちの冬支度を見る。
冬には、空から落ちてくる雪を見て、そして・・・。
こんな穏やかな日々と、ニコラスの可愛いしぐさに、子供だけでなく大人も惹きつけられて、何度でも読みたくなります。 見開き1ページに、簡単な英文が1つ(例:In the spring, I like to pick flowers.)と、幼児向けとしてはピッタリです。 様々なメディアで、英会話初心者の、英文多読学習の最初のおすすめ本としても、紹介されている1冊です。
Dear Zoo - by Rod Campbell
動物園にペットを送ってと手紙を書いたら、荷物が届いた。 届いた荷物を開けてみると、ペットとしてはちょっと・・・といったものばかり。 送り返しては、また動物園から届く新たな動物たち。はたしてペットとしてふさわしい動物が届くのか、ワクワクしながら読める絵本です。
この本は、仕掛け絵本となっていて、荷物の扉が開くようになっています。 荷物には、「DANGER!」や「fragile」と書かれていたり、スキマから体が見えていたりと、仕掛けの扉を開ける前からクイズのように楽しめます。
文中には、"big","tall","fierce"など、たくさんの形容詞がでてくるので、語彙も増やせます。また、シンプルな文章が繰り返されていて、リズムよく読むことができます。何より、子供たちに興味を持ってもらえる良本です。 この絵本には、中の英文を歌詞にした歌が収録されたCDも販売されているので、併用するとさらに楽しいですよ。
The Very Hungry Caterpillar - by Eric Carle
日本でもおなじみ「はらぺこあおむし」のオリジナル絵本です。 同じ英文が繰り返されることでリズムよく、曜日や英語ならではの数の数え方("one slice of salami","one piece of cherry pie")なども、この1冊で学ぶことができます。
他にも、たくさんの果物やお菓子等がでてくるので、語彙も増えますよ。 日本語版で話を知っている子供であれば、初めて英語で聞いても内容がなんとなくわかって楽しめますし、英語のスピード習得にもつながります。 語彙や表現、文章の内容も充実していて、英語学習でもおすすめの1冊です。
From Head to Toe - by Eric Carle
ペンギンが後ろを向いたり、キリンが首を曲げたり、バッファローが肩を上げたりと、たくさんの動物が、いろいろな動作をしながら聞いてきます。 "Can you do it?" それに対して、子供たちが同じ動作をしてこう言います。 "I can do it."
1冊で、たくさんの動物の単語や、体を動かす動詞を覚えられます。 この絵本も、中の英文を歌詞にした歌があり、CDがついたものも販売されています。 一緒に体を動かしながら、英語を覚えるのもいいですね。
Shark In The Park - by Nick Sharrat
ティモシー君は、買ってもらった新しい望遠鏡を持って、公園にやってきました。 望遠鏡をのぞいて辺りを見回していたら、公園なのにサメの背びれが見えてビックリ! "THERE'S A SHARK IN THE PARK!" よく見てみると、本当は・・・というお話。
ページの真ん中に穴があいていて、そこから見えるサメの背びれみたいなものが、実は・・・と、ページをめくるとわかるという仕掛け絵本です。
"He looks at the sky.", "He looks left and right.", "He looks all around." といったフレーズが何度も繰り返されることでリズムもよく、1ページに5行ぐらいの簡単な英文なので、読み聞かせにはピッタリ。 最後にはオチもあって、ワクワク笑って楽しめる1冊です。
いかがでしたか? 英語の絵本を読むことで、脳が成長する過程の中で、英語に対応した脳が作られます。ぜひたくさんの絵本を読んであげてくださいね。