TOEICを独学でAランク獲得! 400点から900点までスコアアップした勉強法公開!
なぜ私がTOEICのスコアアップを目指そうと思ったか
私がTOEICのスコアアップを目指した理由はズバリ、「周りの評価」のためです。 私は特に専門もないまま事務職で就職をして、結婚して、妊娠と共に退職し、子供を産みました。 この先はパートで働くぐらいだと思っていたところ・・・突然就職をしなくてはならない状況になったのです。
そこで自分の履歴書が何の役にも立たないことを思い知り、履歴書の中でも唯一「合否」ではなく「スコア」で記入するTOEICに最後の望みをかけました。勝負は短期、しかも目を引くためにはスコアは「900点」。 自分ですらも無謀と思ったこの作戦を途中であきらめなかったのは、ここから脱出したい!ただその思いだけでした。
400点台で行った勉強法
まず公式問題集を見てみたものの、長いし、読めないし、全く歯が立たず、 TOEICより英語を思い出すことから始めなきゃと言うレベルでした。
そこで、NHK基礎英語1〜3と言うラジオ講座を毎日聞き、音読しまくり、単語を覚えることから始めました。 すっかり中学英語を忘れた状態だったので、あいさつや自己紹介からです(笑)。 講座は半年あるので、今思えば少し時間ロスかもしれませんが、素材は非常に良かったと思います。 とにかく基礎をしっかり思い出し、正しい英語を耳で聞いて口で出すことをやりました。
満を持した初受験のスコアは400点ジャスト。 かなり勉強してから受験したつもりだったので、TOEICでハイスコアの人なんてみんな帰国子女だと思ったほどです(笑)。
500点台で行った勉強法(文法編)
このころ集中したのは安河内哲也先生の「大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】」本です。
中学レベルを終えて高校レベルに取りかかると一気に難しくなり、本を最後まで読み終えることがまずハードルとなりました。
そこでこの本で、ヒロ前田先生が提唱する「3回チャレンジ法」を行いました。 「3回チャレンジ法」は、1冊の模試本を最低3回繰り返す学習法ですが、私は普通の本に応用し、 まず構成を見るように1度読み、次に要点をノートにまとめながら読み、最後に分からないところを確認しながら読みました。
これで全体的な文法の基礎は理解でき、気持ちが楽になりました。 ただし、調子に乗って「Forest」に手を出したら分厚過ぎていまだに終わっていません(笑)。
500点台で行った勉強法(単語編)
単語はZ会の「速読速聴・英単語 Basic」をひたすら見て、聞いて、音読、シャドーイングしまくりました。
これで調子に乗ってきたので、「Duo3.0」や森田哲也先生の「1駅1題 新TOEIC TEST単語特急」にも手を出していましたが、 当時の完成度は速読速聴以外微妙でした。たぶん、レベルが難しすぎたのだと思います。
しかし、後で私の強みとなるリスニングに関しては、主にこのころの単語本CDとシャドーイングで鍛えられました。 私はただ単に時間が惜しくてナチュラルスピードで聞いていましたが、それも良かったと思います。 どうしても覚えられない単語は古典的に単語カードに書いて覚えていたため、大量の単語カードが家に転がり始めました(笑)。 この時のスコアは400点台に戻ったりすることもありましたが、あまり気にせず、がむしゃらにやっていました。
700点台で行った勉強法
550点を取得した辺りから、英語が正確に聞き取れる感覚がありました。
そこで、ようやくTOEICだけに集中し始めました。
取り組んだのは、濱崎潤之輔先生の「TOEICテスト一発逆転600点!」です。 問題の解き方だけでなく、TOEIC試験本番の取組み方まで、TOEICに関してはほぼこの本から学びました。
実は私には多くの人が悩む600点台がありません。 この時一気に720点を取得したのです。
500点台までは特にTOEICに特化せずに基礎をひたすらやりましたが、 その後に信頼できるTOEIC本に取り組んだのが良かったのかもしれません。
720点取得後は、再び「1駅1題 新TOEIC TEST単語特急 」に取組みましたが、かなり楽に感じて何周もしました。
800点台で行った勉強法
リスニングは400点前半をうろうろしていましたが、まだTOEICに特化した学習はしていませんでした。
ここで初めて、TOEIC公式問題集のスクリプトとCDを使って、自分が聞き取れていない音を調べ、CDは1.25倍速にして毎日聞き始めました。同様にTEX加藤先生の「新TOEIC TEST 出る単特急 金のフレーズ」も1.25倍で聞いていました。
単語は携帯アプリ「zuknow」で学習している間に、問題をあまりストレスなく読めるようになっていました。
そんなころ、実感がないままリスニング495点を取得しました。 リーディングはパート5に特化して、公式問題集をひたすら繰り返していました。
問題集はあまり使用しませんでしたが、「文法特急」と「新TOEIC TEST パート5特急400問ドリル」だけは、 何十周か覚えていないぐらいやりました。
このころになると、毎日学習するのが普通でしたが、自分の中ではむしろ出来ない問題にばかり目が向いて、 まだまだだと感じていたときに・・・ひょっこり900点を取得したのです。
TOEICのスコアアップに悩まれている方へ
TOEICのハイスコアと言うのは、選ばれた特定の人だけが取得出来るものではなく、 正しい教材で毎日学習を続けていれば、いずれは誰しもが取得出来るものだと思います。 私はあいさつもまともに言えなかったレベルだったし、特に頭が良いわけでもありません。 また、子育て中であり、途中から仕事もしていたので、時間的にも恵まれていませんでした。
でも、そんな私でも出来たのですから、今悩んでいる方には、絶対にあなたも取得出来ると言いたい。 諦めさえしなければ、いつかひょっこり取得出来るはずです。 そして、TOEICハイスコアに対する周りの評価はやはり変わります。 それぞれの目標に向かって、達成した後のイメージを大切に、突きみましょう!